岐阜県企業のダイバーシティ(多様性)マネジメント

10月23日(木)午後は、(一社)岐阜県工業会 主催の工場長塾にて開催された「ダイバーシティ(多様性)マネジメント」のセミナーで分かったことがあります。

(1)グローバル化が進んでいる。 
(2)業界・顧客動向が変化し、イノベーションや付加価値の高いサービス提供が求められている
(3)自社の働き手に何等かの形で変化が起きており、対応がもとめられている(少子高齢化、人材確保難、スキル・技術の承継、ワークライフバランスの考え方の変化)

これらに当てはまる企業は、参加者二十数社のうち、それぞれの項目で9割以上の方が手を挙げていらっしゃいました。いずれかの項目でほぼ全員が手を挙げていらっしゃったと思います。

手を挙げた方の企業では『多様性のマネジメント』が求められている点をお伝えしましたが、このテーマが理論的な遠い世界のできごとではなく、またアベノミクスのお題目ではなく、身近に取り組むべきテーマなのだとの気づきが多くみられたことが大きな収穫だと思いました。

岐阜県内の製造業を始めとして様々な業種の企業の方々が参加されていましたが、グローバル化の波、そして、多様な人材のマネージメントが急務となっている時代の波を感じました。

この「工場長塾」。年々、研修参加者の女性参加比率も上がっている様子。今年の参加者は3-4名ほどいらっしゃいました。(確か一番最初は、全員男性だったような記憶があります)

本日付(2014年10月24日)の中部経済新聞7面に掲載されていましたが、多様性のマネジメントのエッセンスを凝縮した形でまとめてくださいました。

※なお、同記事では、弊社会社名が「講師の森」になっていますが、「人の森」が正解です。会社内では大笑いとなりましたが、確かに人の森には講師がたくさんいるので、「講師の森」でもあっているかもしれません。

 

文責 野田さえ子

中部経済新聞 2014年10月24日 朝刊 7面
(掲載使用許諾日 平成26年11月5日)

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