事例4:【中国・技能実習生向け】日本語・異文化対応研修(3週間コース)

  • 日系企業様からご依頼を頂き、技能実習生(中国人)への日本語・異文化対応研修をご提供いたしました。

【対象】

  • 中国からの技能実習生(初球の日本語学習者)

【研修のねらい】

  • 1.現場実習で必要な言葉や表現の習得
  • 2.日本での生活に必要な基礎日本語の習得
  • 3.基本的なビジネスマナーの習得
  • 4.職場での円滑なコミュニケーションを図るための日本語の習得
  • 5.日本の基礎的文化・習慣の理解
  • 6.日本人特有のコミュニケーション方法の理解

【研修プログラムの特徴】

    1.現場実習に対応するための日本語

  • 現場実習で必要な言葉・表現を中心に学びました。日本語教育では、基本的に「です・ます」を使った丁寧な表現から段階的に学びます。しかし実際の現場では、丁寧なことばだけが使われるわけではありません。同じ指示内容でも、状況に応じて表現が変わるので、どのような表現でも理解できるよう、繰り返し練習し定着を図りました。
  • (例)通常の指示:(ちょっと)どいて
  •    緊急時:どけ!
  • 2.日本人がよく使う表現の理解

  • 日本人が簡単だと思っている表現でも、初級の日本語学習者にとっては難しい表現が多くあります。そこで、日本人が普段からよく使う表現を集中的に学び、現場に適応できるように練習を重ねました。
  • (例)A:これをやって。
  •    B:これをやっておいて。(※準備・期間内の完成を表す)
  • 3.日本の生活に適応するための日本語

  • 技能実習生の生活内容、実際の生活環境及び行動範囲(住環境、最寄駅、スーパー、飲食店、近郊の観光地など)を題材とした実践的な日本語学習を行いました。これにより、日本での生活に対する不安の軽減を図りました。また、近郊の観光地を紹介することで、日本文化への関心を高めるだけでなく、長期滞在者にとって必要な娯楽情報を提供し、その後の日本での生活を楽しんでもらうよう働きかけました。
  • 4.中国に精通している講師による研修

  • 中国滞在経験がある講師が、言語学、文化の両面からアプローチしたプログラムを実施いたしました。言語学的アプローチからは、中国人学習者によく見られる文法・運用の誤りに焦点を当て、日本語文法の理解を促進し、運用力を高める練習を行いました。文化的アプローチからは、先ず日本と中国の文化比較を行いました。その上で、日本人が好む表現とその文化的背景について学び、円滑なコミュニケーションをとるための日本語を学びました。
  • ■言語学的アプローチ
  • (例)昨日行きます。
  •    ※中国語は動詞が変化しないため、全て現在形で話す。
         動詞を変化させることに意識を向けさせ、繰り返し練習を行う。
  • ■文化的アプローチ
  • (例)あいさつ
  •    日本:こんにちは、暑いですね。(天気を話題にする)
  •    中国:こんにちは、ご飯食べた?(食事を話題にする)

【プログラム詳細】

  • 研修プログラムの詳細については、こちらのPDFをご参照ください。
    上記、講座内容の変更については、各企業のニーズに応じて、柔軟に対応いたしております。

【研修言語】

  • 日本語および中国語

【講師】

  • 中国滞在経験及び日本語教師経験が豊富な鈴木かおるが担当しました。

【テキスト】

  • 市販のテキストおよびオリジナルテキストを使用いたしました。

【お見積り・ご相談】

  • 研修内容・開催地域に応じてお見積もりいたします。お気軽にご相談ください。
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