日本型経営理解研修
- 「なぜ日本人経営者は転職志向を嫌がるのか」
「なぜ日本の企業では職務記述書がはっきりしていないのか」
「なぜ決められた以外の仕事をも命ぜられるのか」
「なぜ管理職も大部屋で一緒に仕事をするのか」
「なぜ意思決定に時間がかかるのか」
「なぜ日本人管理職の業務指示は不明瞭なのか」
こうした疑問が外国人スタッフから多くよせられています。
日本では当たり前とされてきた雇用慣行は、海外からくる人材にとってはカルチャーショックとなります。この講座は、外国人スタッフに、日本型経営の特徴を理解してもらう講座です。できれば就業前の実施をお勧めします。
パンフレットのダウンロードはこちらから→パンフレット(日本的経営理解講座)
【対象】
- 日本的な価値観を共有していないため、異文化理解の視点や特別なケアが必要な外国人従業員。また、講座の一部に、研修参加者の母国の労働慣行との比較を行うセッションもあり、企業の人事担当者の方(日本人スタッフ)も参加されると異文化理解につながり、研修効果が高いです。
【講座の目的と期待できる効果】
- 日本式経営スタイルを学ぶことにより、職場への適応を容易にし、人間関係の円滑化を図ります。その結果、生産性の向上につなげることが期待できます。
【研修言語】
- 講師は英語または日本語を使用。
【研修内容】
- 下記の研修内容は一例です。業種や、スタッフの日本語能力に応じて、研修内容の変更が可能です。
- お気軽にご相談ください。
Step 1 日本型経営を学ぶ 座学 1.5時間
- 年功序列賃金、終身雇用、企業内組合などに代表される日本型経営の基礎を学ぶ
- 長期志向、人材育成志向、無限責任、安定志向について。
- また、最近の動向である、実力主義・個人主義志向の一部導入や、自社の経営スタイルについても
理解する。
Step 2 ディスカッション &分析シート作成 1時間
- <ミニ・ディスカッション> 母国と日本との雇用慣行を比較する。
Step 3 日本型組織運営を学ぶ 座学 1.5時間
- (1)日本的意思決定方法
グループ志向、ノウハウのシェア、下意上達、人間関係重視、長期間合意形成プロセス、改善主義 - (2)日本的組織化原理
O型組織とM型組織
まわりの人の動きにあわせて、自分の職務を見出す必要性。 - (3)時間の概念について
モノクロニック Vs ポリクロニック。(日本は時間に対して厳しいことを理解する) - (4)机の配置などに見る企業文化
Step 4 組織運営 ディスカッション &分析シート作成 1時間
- <ミニ・ディスカッション> 母国の職場体験と比較する。
【テキスト】
- オリジナルテキストを使用する予定です。ご担当者様へ事前にメールにて送付いたします。
【研修場所】
- 御社にて会議室をご用意ください。御社にて会議室が準備できない場合はご相談ください。
【お見積り・ご相談】
- 研修内容・開催地域に応じてお見積もりいたします。 お気軽にご相談ください。
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